笑いと涙と殴り合いのビックリマンメモリアル
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僕が小学生の頃はビックリマンシールがめちゃくちゃ流行ってて皆必死で集めてました。
第7弾のヘラクライスト~第9弾のヘッドロココあたりが人気のピークでどこに行っても品切れで買えませんでしたね。
コロコロコミックではじめてヘッドロココのイラストを見たときは
「な、なんじゃこりゃああああ!!カッケエエエエーー!!!」
と全身の血が一瞬で沸騰するような衝撃を受けました。
どうしても欲しいのに近くの田舎農協スーパーには全く売っていない。
で、親に頼み込んで街中のデパートに連れてってもらえることになった訳です。
「ヘッドロココを手に入れられるかもしれない。」
僕の胸は期待で高鳴りましたね。
デパートに着いたとたんダッシュでお菓子売り場に駆けつけましたよ。
ところが、
街中デパートですら品切れで売っておらず・・・。
期待が落胆に変わってお菓子売り場で号泣しました。
結局ヘッドロココは入手することができないまま、次の弾に変わってしまいました。
次の弾になってチラホラスーパーで売っているのを見かけるようになって3個買ってみたら、なんと当たりましたよ、10弾ヘッドが!
何これ・・・ダッサ・・・
全然嬉しくなかったです。
よく友達同士でシールを交換してたりもしてたんですが、これが結構トラブルに発展しやすかったんですよね。
「やっぱり交換するのやめる!返して!」
「一回交換したんだから返さねーよ!もう俺のもんだよ!」
みたいな感じで時には殴り合いの大参事です。
ケンカが大人に見つかって
「シール全部捨てるぞオラァ!」
と怒られたりしてました。
ヘッドは一箱40個入りに1枚しか入っていないというレアリティもあって収集魂に火をつけていたんですが、公正取引委員会から勧告を受けて悪魔、お守り、天使、ヘッドの確率が全部同じになり、シールの材質も安っぽくなったところで急激に冷めてしまいました。
「材質が安っぽい上にレアリティのないビックリマンなんかビックリマンじゃねえよ!」と憤慨したものです。
僕は子供のころから神経質で几帳面だったのでバインダーでキッチリ保管して、ヘッドは大人になっても美品状態のままだったんですが、ネットでシールの買取サイトを見つけて全部送ったら5万円くらいになりました。
やっぱりレアリティが均一化する前のシールは結構プレミアがつくんですね。
一番高かったのがこのヘラクライストで15000円の値段がつきましたよ。
地味ですが、わずかながらキャピタルゲインを得る投資になった訳です。
みなさんも実家に眠ってる美品状態のシールがあったら、買取サイトでチェックしてみるといいかもしれませんよ!