明晰夢の庵

懐かしの純喫茶でコーヒーをしばきながら

御ス氏、無職になるってよ

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以前に記事で触れたこともありますが、現在の職場は氷河期世代の足元を見たようなカスい待遇だし、人生を空費してる感アリアリで意欲も湧かないんですよね。

このままこの職場に居続けても先が全く見えないどころか、100%人生が好転することはないと確信したので先週の大安吉日金曜日、職場の一番偉い人に退職の意向を伝える決意を固めました。

 

ウチの職場は辞める場合、昼休みに理事長のとこ行って意志を伝えるのが暗黙の了解になってまして、

組長にヤクザを抜けさせてもらうくらいの重苦しい覚悟で朝から動悸に苛まれてました。

Twitterで宣言したところ、2人ほどから応援リプもついて引くに引けない状況です。

 

昼休みになって、「よし行くぞ!」と意気込んでドアの前に立ったところ、中から話し声が聞こえます。

どうやら来客中のようです。

 

10分後くらいにもう一度向かうと、中から理事長が出てきてスタスタ玄関に向かって外に出て行ってしまいました。

「え、ちょ、待っ・・・」

突然の外出です。

結局戻ってきたのは昼休み終了5分前くらいで完全にタイミングを逃しました。

Twitterで宣言して応援リプまでもらったのに…

ベジータとの対決でゴクウから元気玉を託されたのに炸裂をミスったクリリンみたいな気分です。

 

そして週明けの本日昼休み、「今日こそビシッと決めたるわい!」と自分の顔面に自分で3回ビンタして気合いを入れて望みました。

「嫌な仕事なんか自販機のボタンを押すくらいの軽い気持ちで辞めてしまえ!」という有り難いお言葉をネットで見かけたので不思議と重苦しさはありません。

満月によるフルムーンパワーも影響しているのでしょうか。

 

そろーっとドアを開けます。

「すいません、理事長、お話しがあるのですが今お時間よろしいでしょうか?」

「何?」

「こちらでお世話になってから今年の8月でちょうど10年になるのですが、区切りもいいので辞めさせていただこうかと。(何の区切り?)」

「あ、そう。辞めてどうすんの?」

「実家が農家で米を作っているので両親と一緒にやろうかと。」(ホントに農業やるかどうかは微妙)

「ふーん、じゃ次の人募集するわ。」

「あ、よろしくお願いします。」

 

ー 終了 ー

 

えっ、ちょっとアッサリしすぎじゃない?

引き止めとか一切ナシ?

もしかして元々辞めてほしかった?

何、オレいらないっ子?

 

い、いや普通にすんなり辞めれるならいいか…

後は新しく入る後任の人が早々に逃げ出さないことを祈るばかりです。

(僕の前に入った人は一週間で逃げました。)