明晰夢の庵

懐かしの純喫茶でコーヒーをしばきながら

陰口は伝搬過程で増幅され、時に壊滅的なダメージをもたらす

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情報は人の口を介する度に思わぬ形で広まることが多々あり、軽い噂話ですら聞き間違いや思い込みで大ごとに発展してしまいがちです。

 

悪口には尾ヒレがつく

Aさん ⇒ Bさん

「Sさんって親切だけど、ときどき余計なお世話なこともあるんだよね。」

Bさん ⇒ Cさん

「Sさんのすることは余計なお世話だよねってAさんが言ってたよ。」

Cさん ⇒ Dさん

「AさんはSさんのすることは余計なお世話で気に入らないみたいだよ。」

Dさん ⇒ Eさん

「AさんはSさんが余計なお世話ばかりするから嫌いなんだって。」

 

やがてSさんの耳にも入る。

 

よくあるケースですね。

人づてで自分の悪口を耳にすると面と向かって言われるよりも腹立たしく、怒りがこみ上げてくるものです。

口は厄の元とならないように陰口は言わないに越したことはありません。

 

逆に陰で褒めてプラスの効果を増幅させよう

人は陰口を言われると腹が立ちますが、陰で褒められていることを知るととてつもなく嬉しいものです。

面と向かって褒められても嬉しいのですが、お世辞と受け取られたり、何か裏があるのではないかと疑ってしまうこともしばしば…。

陰で何気なく褒めたことが本人の耳に入れば絶対に悪い気はしません。

次のようなさりげない感じでいいのです。

 

「Sさんってホントいい人だよね。」

「Sさんって見かけによらずしっかりした意見持ってるよね。」

 

人は他人が褒めていたことでも本人に教えたくなるものです。

回り回って本人の耳に入れば十中八九、好意的に接してもらえるため、円滑な人間関係を築きやすくなります。

人間関係の達人ほど、面と向かってはサラリ、裏で褒めまくる、なんて話もよく耳にします。

 

みなさん!

陰で言うのは悪口ではなく、褒め言葉にするだけでイイことづくめですよ!