結婚に向かない男は「カルテット」で失踪した旦那の気持ちがわかる
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あまりテレビドラマは観ないほうなんですが、ちょっと前にやってた「カルテット」は雰囲気とか4人の会話のテンポが面白くて毎回観てました。
※多少ネタバレ含みます。
その中で松たか子が結構謎に満ちた役だったんですけど、4人が出会う前に松たか子の旦那さん(クドカン)が失踪しちゃって、旦那さんの気持ちがなんとなくわかるなぁって思っちゃったんですよね。(全部ではなく部分的に)
松たか子は見た目も性格も良くて家事もきちんとする、鬼嫁を持つ男性からすれば完全に「ふざけんじゃーぞコノヤロウ」案件です。
でも唐揚げレモンから始まり、
趣味や好みの不一致で会話がつまらなくなってくる。
挙句の果てにいろんなことが嚙み合わなくなり、一緒にいることすら息苦しくなってくる。
不満が募ってある日突然失踪。
簡単に言ってしまうと、この旦那さんは結婚に向かないタイプなんでしょうね。
最初に旦那さんの気持ちがわかるって言ったけど、どっちかと言えば共感できないことの方が多いかな…。
からあげにレモンかけないでほしいとか、おすすめした本を鍋敷きに使うのはやめてほしいとか、家でコーヒーじゃなくて一緒にカフェ行きたいとかそのくらいは溜め込まないでスパッと言っちゃえばよかったのになぁって感じです。
完全に価値観が一致する人なんてそうそういないし、僕も好きで独身やってるので、相性のよろしくない人と一緒にいるとだんだん息苦しくなってくるのはわかるんですけど、ずっと恋していたい、ドキドキやミステリアスがなくなると覚めてしまうってのは勝手な話で、「神様の前で永遠の愛を誓ったんじゃねーのか!オイ!」ってなりますよそりゃ。
結婚したらずっと一緒にいるわけですから、「好き」とか「トキメキ感」よりも細胞が発する周波数が違和感なく合う人の方がいいと思うんですよ。
「あー、なんか落ち着くわ~」って感じで空気みたいな人。
自分がそう思ったときに限って相手は全くそう思ってないなんてこともよくある話で、僕は完全にそれなんですけどねハハハ。
「好きが持続するのは長くて3年」というフレーズは結構有名なので、「好き」よりも、一緒に人生の荒波を乗り越えていける人を探せなんてことも言われますね。
苫米地先生曰く、「結婚は100%相手のためにするものであり、自分が幸せになるためにする結婚は100%失敗する」そうなので、どうしてこの人と結婚したいのかという出発点はかなり重要なんじゃないでしょうか。
一回も結婚してない僕みたいな人間が偉そうに語るなって話なんですけどね、ホントすんません。
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