明晰夢の庵

懐かしの純喫茶でコーヒーをしばきながら

個人経営のカフェは素晴らしい

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一時期はいろんなカフェを巡るのが趣味だったくらい、無類のカフェ好きである。

静かに落ち着ける雰囲気の中でコーヒーをすすりながらくつろぐ至福のひとときがたまらない。

 

建物が石造りの変わったカフェがあると思って入ってみたら、腰の曲がったお婆さんが一人で切り盛りする老人の集会場純喫茶だったこともあり、場違い感が凄まじかったがたまにはそういうのも悪くない。

 

今年の2月に引っ越してから、近所にカフェがあるのは散歩の時に見かけて知ってはいたものの、診療所を改装した建物のせいか、入り口が物々しくて入りずらかった。

しかし、虎穴に入らずんば虎子を得ずの精神で飛び込んでみたらこれが想像以上の当たりカフェ。

店内には静かなジャズが流れ、落ち着いたオシャレなインテリアに加え、珍しい興味のそそる本(洋書、ゾンビ関連etc)が大量に置かれている。

 

軽く興奮状態でメニューを閲覧。

フードメニューは少なめだが食事に来ている訳ではないので問題ない。

エスプレッソのキャラメルフレーバーとカスタードクリームプリンを注文。

キャラメル風味の飲み物は割と好きなのだが、つい最近、スタバで注文したキャラメルスチーマーは飲んだ瞬間「甘アアーーーーッツ!!!」と叫びたくなってしまい、かなりガッカリしてしまった。

スタバは働いている男女は若くてフレッシュなのだがいかんせん飲み物が全体的に甘すぎて苦手だ。

 

ほどなくして注文の品が運ばれてくる。

口に含むと苦みとコクのバランスが絶妙でマイフェイバリットと言っていいくらいのキャラメル具合である。

カスタードクリームプリンもいい冷え加減でおいしい。

特に上にかかってるレモンソースとのハーモニーとプリン自体のとろけ具合いが素晴らしい。

 

店内の書籍を読みながら小一時間ほどくつろぎ、帰宅。

近所のカフェがこれほどの穴場スポットだったとは。

今後頻繁に通うことになりそうだ。

 

個人経営のカフェはいたるところに店主のこだわりが見えてボーッと眺めてるだけでもかなり楽しい。

静かで落ち着けるのはいいのだが、お客さんが少ないと先行きが心配になるので、チェーン店に駆逐されないようになんとか頑張ってほしい。