明晰夢の庵

懐かしの純喫茶でコーヒーをしばきながら

ドキドキを欲することは人間のDNAに組み込まれた本能

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人間は歳を取れば取るほど、心がトキメいたり高揚感を得ることが難しくなってくる。

経験を得ることでいろんなことの新鮮味や刺激が薄れていくこともあるのだけれど、こと仕事においても、無意識のうちに自分のテリトリーを作って、その中だけで失敗の少ないルーティンワークを始めてしまう。

 

そうすると、やわらかい頭の代名詞である右脳を使わなくなり、年齢に関係なく頭の固いオジサン化してしまう。

その右脳を活性化させる最大の特効薬が「ドキドキ」なのではないかと僕は常々思っている。

適度な緊張感とともにアドレナリンが噴出し、右脳へ血液がどんどん送り込まれる。

苦労を糧につかみ取った成功体験に勝るエクスタシーはそうそうない。

 

人間という動物は、実は本能でこのことを知っているのではないだろうか。

しかし、レールを逸脱することが怖かったり、失敗して恥をかきたくない、面倒くさい、現状維持でいいという思いから守りに入ってしまい、次第に事なかれ主義へと落ち着いていく。

だからギャンブルや夜のお店などで安易なドキドキを体験して疑似右脳活性化しているのではないだろうか。

 

日々歳を取ってカラダも見た目も衰えていってしまうけど、仕事でも趣味でもどんどんチャレンジしてドキドキしまくって脳みそだけは若々しく保ちたいと思う今日この頃です。

 

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